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普段僕が仕事でAdobeで使用するのは
・XD
・Photoshop
です。特にこの中でもXDはなかなか素晴らしい!XDはbeta版の時から使用しており、使用頻度でいうと市内でベスト50には入る自信があります。市内にもよりますがとりあえずベスト50は間違いないでしょう。
今回はそんなXDに関してお伝えしたいと思います。Photoshopを多用しているWEBデザイナーさんはXDを一度使用してみてもいいかも知れません。
XDとは
UI/UXデザイナーのためのアプリです。XDでアプリのデザイン、WEBデザインなどを行う事が出来ます。AdobeのソフトであればPhotoshopで行っている人が多いのではないでしょうか?
もちろんPhotoshopでもデザインは出来ます。複数の画面を作成する事も出来ますしアセットの書き出しも一気に出来てなかなか素敵です。写真の切り抜きなどは右に出るものはいません。
でも僕はXDが登場してからすべてXDで行っています。もちろん写真加工などはPhotoshopを、アイコンなどはIllustratorを使用します。
各部品をそれぞれのアプリケーションで作成して、それをXD内で合体するようにしています。なんでそんな面倒な事をするのか?今回はその点を述べたいと思います。
先に結論からいうと
・共有がくそ簡単
・ページ遷移などクライアントがイメージしやすい
・軽い
Adobeのソフトは基本的に重いです。そりゃいろんな機能を盛り込んでいるので重いのは当然です。もともと重いのにもりもりデザインを乗せていくとさらに重くなります。Photoshopでもボードを作りまくってデザインをする事も可能ですが、その分どんどん重くなっていきます。
そのへんXDはめちゃ軽いです。サクサク動きます。アートボードを何十枚作ってもスーパー軽いです。
・データ共有が簡単
PhotoshopやIllustratorで作ったファイルはだいたいpdfやjpgで書き出してメールで共有というパターンが多いと思います。今までは当たり前だったのですが、XDを使用すると、このフローがめちゃくちゃ面倒になります。
XDはAdobeから発行されるURLで画面の共有を行う事が可能です。そして画面上でコメントの共有なども出来る!なんてこったい!
今まではメールボックスからローカルにjpgファイルを保存して、スクリーンショットを撮ってコメント入れて、メールを送り返す。なんてフローも一気に解決しますね!
「さっき送ったファイルを修正したものになります。こちらを正として下さい」
的なメールなどもXDを使用する事で不要となります。
メールボックスにデザインラフが溜まってきて気づけばどれが最新のファイルがわからなくなるなんて事もございません。なんてクライアントさん想いなんでしょうか。
・ページ遷移などクライアントがイメージしやすい
これはデータ共有にもつながる所なのですが、WEB制作はページ数が多くなる事が多いです。どのリンクを押すとどのページに飛ぶのか?みたいなやり取りも発生してきます。それもXDなら簡単に解決します。
XDにはプロトタイプというモードがあり、そこでリンク先などを紐付ける事が出来ます。共有した際に、紐づけたボタンを押すと次の画面が表示される。
なんて事をXDで簡単に行う事が出来ます。クライアントさんもイメージしやすいですね。
XDを使うメリット
・共有がくそ簡単
・ページ遷移などクライアントがイメージしやすい
これが僕がXDを使用するメリットとなります。もちろんXDならでは使える機能も多いです。(リピートグリッドやアセット管理、ビューポート設定などなど)
しかし、
・イメージ・ファイル共有が簡単
・軽い
というが前提じゃないと、機能の良さは出ません。XDはそこらへんでPhotoshopやIllustratorと差別化しているのではないかと思います。
正直、機能だけで比べるとPhotoshopやIllustratorの方が自由度が高いのは事実です。しかし、今は早くプロトタイプを仕上げて、早くリリースするのが大切と言われている時代。
1つのファイルに複数の画面をいくつも作成し、クラウドで共有出来る。これが高速に繋がります。
XDはまさにそういうプロジェクトに向いていると言えるでしょう。
あと、スマホという画面のリソースの少なさも要因の1つだと思います。グリッドで作成する事も増えたのでXDで事足りるという事もあるでしょう。
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まとめ
機能面でもご紹介したい部分は多々あるのですが、XDのメリットはまさに共有のしやすさにあるのではないかと思っています。
ちなみに、WEBデザインやアプリのデザインだけでなくパワポ的な資料作るにもXDは向いています。
デザイナーだけじゃなく、営業の方にも使えるツールだと思いますので一度利用してみてはいかがでしょうか?機能は制限されますが無料で使う事も出来ます。