旅行の計画や、初めて訪れる場所の確認に便利なGoogleマップの「ストリートビュー」。その場にいるかのような臨場感で周辺の様子がわかる、非常に便利な機能です。しかし、いざ使おうとしたら「なぜか表示されない…」と困っていませんか?
この記事を読めば、Googleマップでストリートビューが表示されない原因と、誰でも簡単にできる解決策がわかります。
主な原因は、ストリートビューが提供されていないエリアを見ているか、お使いのパソコンやスマートフォンの設定に問題がある可能性が高いです。一つずつ確認していきましょう。
原因1:ストリートビューが提供されていないエリアを見ている
意外と見落としがちなのが、そもそも見たい場所がストリートビューに対応していないケースです。Googleの撮影車が走行できない私道や山道、また国や地域によっては、ストリートビューが提供されていない場所が多く存在します。
原因の解説
ストリートビューは、専用のカメラを搭載した車などが実際にその場所を走行して撮影したデータをもとに作られています。そのため、撮影が完了していないエリアや、立ち入れない場所では利用することができません。
具体的な解決手順
- 地図上の青い線を確認する: Googleマップでストリートビューを使いたい場所を表示し、画面のレイヤーアイコンから「ストリートビュー」を選択します。 すると、対応している道路が青い線で示されます。 見たい場所がこの青い線の上にあるか確認しましょう。
- ペグマン(人型のアイコン)をドラッグする: パソコンの場合は、画面右下にある黄色い人型アイコン(ペグマン)を、地図上の見たい場所にドラッグ&ドロップします。ストリートビューが利用できる場所であれば、道路が青く光って表示されます。
原因2:アプリやブラウザのバージョンが古い
お使いのGoogleマップアプリや、パソコンのウェブブラウザ(Google Chromeなど)のバージョンが古いと、ストリートビューが正常に機能しないことがあります。
原因の解説
Googleマップやブラウザは、新しい機能の追加や不具合の修正のために、定期的にアップデートされています。古いバージョンのままだと、最新のストリートビューのデータを正しく表示できないなどの問題が発生する可能性があります。
具体的な解決手順
- スマートフォンの場合:
- iPhone: 「App Store」アプリを開き、右上のアカウントアイコンをタップ。「Google マップ」を探し、「アップデート」ボタンがあればタップします。
- Android: 「Google Play ストア」アプリを開き、右上のプロフィールアイコンをタップ。「アプリとデバイスの管理」から「アップデート利用可能」を選択し、「Google マップ」があれば更新します。
- パソコンの場合:
- お使いのブラウザ(Google Chrome, Microsoft Edge, Firefoxなど)が最新バージョンであるか確認し、必要であればアップデートを行ってください。多くの場合、ブラウザの設定メニューから更新を確認できます。
原因3:【PC向け】ブラウザの「ハードウェアアクセラレーション」が無効になっている
パソコンでストリートビューが表示されない場合、ブラウザの「ハードウェアアクセラレーション」という設定が原因かもしれません。
原因の解説
ハードウェアアクセラレーションは、ウェブサイトの画像や動画などをスムーズに表示させるため、コンピュータの性能(特にGPUという画像処理専門の部品)を効率的に使う機能です。 ストリートビューのようなグラフィカルな表示にはこの機能が重要で、無効になっていると表示に問題が出ることがあります。
具体的な解決手順(Google Chromeの場合)
- Chromeブラウザの右上にある「︙」(三点リーダー)をクリックし、「設定」を選択します。
- 左側のメニューから「システム」をクリックします。
- 「ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」という項目のスイッチをオン(青色)にします。
- 設定を変更したら、Chromeを再起動してください。
原因4:通信環境が不安定になっている
ストリートビューは、360度の高画質な画像を読み込むため、多くのデータ通信量を必要とします。そのため、インターネット接続が不安定だと、画像がうまく表示されないことがあります。
原因の解説
Wi-Fiの電波が弱い場所や、スマートフォンのモバイルデータ通信が混み合っている状況では、データの読み込みに時間がかかったり、途中で失敗したりして、ストリートビューが真っ白になったり、表示が遅れたりします。
具体的な解決手順
- Wi-Fiに接続している場合は、一度接続をオフにして再度オンにしてみる。
- 可能であれば、より電波状況の良い場所に移動する。
- モバイルデータ通信を利用している場合は、Wi-Fi環境に切り替えて試してみる。
- ルーターの再起動も有効な場合があります。
それでも解決しない場合に試すこと
上記の基本的な対策を試しても改善しない場合は、以下の方法を試してみてください。
- Googleマップのキャッシュを消去する: アプリやブラウザに溜まった一時データ(キャッシュ)が原因で、動作に不具合が出ることがあります。 スマートフォンの設定アプリ内、またはGoogleマップアプリの設定からキャッシュの削除を試してみてください。
- 端末を再起動する: スマートフォンやパソコンを再起動することで、一時的なシステムの不具合が解消されることがあります。 シンプルですが非常に効果的な方法です。
- 別のブラウザやデバイスで試す: もし可能であれば、他のパソコンやスマートフォン、または別のブラウザ(ChromeではなくEdgeを使うなど)で表示できるか試してみましょう。これで問題が解決する場合、特定の端末やブラウザの設定に問題がある可能性を切り分けることができます。
まとめ
最後に、この記事の要点を確認しましょう。
- ストリートビューは提供エリアでのみ利用可能。地図上の青い線で対応範囲を確認しよう。
- Googleマップアプリやブラウザは、常に最新のバージョンにアップデートしておくことが大切。
- パソコンで表示されない場合は、ブラウザの「ハードウェアアクセラレーション」設定を見直してみよう。
これらの点を確認すれば、多くの場合は解決するはずです。この記事が、あなたの問題を解決する手助けとなれば幸いです。

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