macOS Sequoiaの計算機で計算メモが表示されない？原因と解決策を解説

macOS Sequoiaにアップデートした後、計算機アプリで過去の計算履歴（計算メモ）が表示されず、お困りではありませんか？「計算の途中経過を確認したいのに見られない」「前の計算結果を再利用したいのに…」といった場合に不便ですよね。

ご安心ください、この記事を読めば、その問題を解決する方法がわかります。主な原因は、表示設定の見落としや、アプリの一時的な不具合である可能性が高いです。

これから、考えられる原因と具体的な対策を分かりやすく解説していきます。

最も一般的な原因は、計算メモ（ペーパーテープ）の表示設定がオフになっていることです。macOSのアップデートなど、何らかのタイミングで設定が変わってしまうことがあります。まずはこの設定を確認してみましょう。

原因の解説
計算機アプリには、計算の過程を記録する「計算メモ」という機能があります。この機能は、表示・非表示を切り替えることができます。意図せず非表示になっているために、表示されていないだけの可能性があります。

具体的な解決手順

Dockやアプリケーションフォルダから「計算機」アプリを起動します。
画面上部のメニューバーから「ウインドウ」をクリックします。
表示されたメニューの中から「計算メモを表示」をクリックして、チェックを入れます。
- キーボードショートカットの「Command (⌘) + T」キーを同時に押すことでも、同様の操作が可能です。

この操作で、計算機の横に計算メモが表示されるようになります。

macOS Sequoiaでは、計算機アプリの機能がアップデートされ、新しい履歴機能が追加されている可能性があります。これまでの「計算メモ」とは少し違うインターフェースになっているかもしれません。

原因の解説
AppleはmacOSのアップデートで、アプリの機能やデザインを改善することがあります。 macOS Sequoiaでは、計算の履歴をより管理しやすくするための新しい機能が導入されている可能性があります。

具体的な解決手順

「計算機」アプリを起動します。
メニューバーの「表示」をクリックします。
「履歴を表示」という項目があれば、それをクリックします。
- Appleの公式情報によると、ショートカットキー「Control + Command + S」でも表示できる場合があります。

新しい履歴パネルが表示され、過去の計算式や結果を確認したり、再利用したりできる場合があります。

設定に問題がない場合、計算機アプリ自体やmacOSに一時的な問題が発生している可能性も考えられます。

原因の解説
ソフトウェアは、長時間使用していると稀に予期せぬ動作をすることがあります。このような一時的な不具合は、アプリやコンピュータを再起動することで解消されることがほとんどです。

具体的な解決手順

計算機アプリの再起動:
- まず、計算機アプリを完全に終了します。メニューバーの「計算機」から「計算機を終了」を選ぶか、「Command (⌘) + Q」キーを押します。
- その後、再度計算機アプリを起動して、計算メモが表示されるか確認してください。
Macの再起動:
- アプリの再起動で解決しない場合は、Mac自体を再起動してみましょう。
- 画面左上のアップルメニューから「再起動」を選択します。

上記の基本的な方法で問題が解決しない場合は、以下の少し発展的な対策を試してみてください。

macOSを最新バージョンにアップデートする:
システムに存在する不具合が、最新のソフトウェア・アップデートで修正されている可能性があります。「システム設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から、利用可能なアップデートがないか確認してみましょう。
セーフモードで起動してみる:
Macをセーフモードで起動すると、最小限のシステムで立ち上がり、問題の切り分けができます。セーフモードで計算メモが表示される場合、インストールしている他のアプリなどが影響している可能性があります。

最後に、この記事の要点をまとめます。

この記事が、あなたの問題解決の助けとなれば幸いです。