【解決】Apple Watchのコントロールセンターで「編集」が表示されない?原因と対処法を解説

Apple Watchのコントロールセンターを自分好みにカスタマイズしようとしたのに、「編集」ボタンが見つからず困っていませんか? せっかくの便利な機能を活用できないと、もどかしく感じますよね。

この記事では、Apple Watchのコントロールセンターで「編集」が表示されない原因と、初心者の方でも分かりやすい具体的な解決策を解説します。主な原因は、Apple Watchのソフトウェアバージョンが古いか、操作方法に誤解がある可能性が高いです。一つずつ確認していきましょう。

原因1:watchOSのバージョンが古い

コントロールセンターのボタンを編集(追加・削除・並べ替え)する機能は、watchOS 10から追加された比較的新しい機能です。そのため、お使いのApple WatchのOSが古いバージョン(watchOS 9以前)のままでは、「編集」ボタンは表示されません。

原因の解説
Apple Watchは、定期的なソフトウェア・アップデートによって新しい機能が追加されたり、動作が改善されたりします。コントロールセンターの編集機能もその一つで、特定のバージョン以降のOSでのみ利用可能です。

具体的な解決手順
まず、ご自身のApple WatchのOSバージョンを確認し、必要であればアップデートを行いましょう。

  1. バージョンの確認方法

    • iPhoneで「Watch」アプリを開きます。
    • 「マイウォッチ」タブをタップし、「一般」を選択します。
    • 「ソフトウェア・アップデート」をタップすると、現在のOSバージョンが表示されます。
  2. アップデートの方法

    • 上記の手順で「ソフトウェア・アップデート」画面を開きます。
    • 新しいアップデートがある場合は、「ダウンロードとインストール」をタップします。
    • アップデート中は、Apple Watchを充電器に接続し、Wi-Fiに接続されたiPhoneの近くに置いてください。

原因2:操作方法を間違えている

watchOS 10以降、コントロールセンターの表示方法が変更されました。 以前の「画面下から上へスワイプ」という操作に慣れていると、新しい操作方法に気づかず、「編集」ボタンまでたどり着けないことがあります。

原因の解説
watchOS 10からは、どの画面からでもサイドボタン(デジタルクラウンの下にある平らなボタン)を押すことで、コントロールセンターを呼び出せるようになりました。 この変更により、利便性が向上しています。

具体的な解決手順
正しい手順でコントロールセンターを表示し、「編集」ボタンを探してみましょう。

  1. Apple Watchのサイドボタン(デジタルクラウンの隣にある平らなボタン)を1回短く押します。
  2. コントロールセンターが表示されたら、画面を一番下までスクロールします。
  3. 一番下に「編集」というボタンが表示されているはずですので、そこをタップします。
  4. アイコンが揺れ始めたら、追加・削除・並べ替えが可能な編集モードになります。

原因3:一時的なソフトウェアの不具合

OSのバージョンも新しく、操作方法も正しいはずなのに「編集」ボタンが表示されない場合、一時的なソフトウェアの不具合が原因かもしれません。

原因の解説
電子機器では、時として軽微なエラーやバグによって、特定の機能が正常に動作しなくなることがあります。このような問題は、デバイスを再起動することで解消される場合が多くあります。

具体的な解決手順
Apple Watchを再起動して、動作をリフレッシュさせてみましょう。

  1. サイドボタンを長押しします。
  2. 画面右上に電源ボタンのアイコンが表示されたらタップします。
  3. 「電源オフ」スライダが表示されるので、右にスライドして電源を切ります。
  4. 完全に電源が切れたことを確認し、再度サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しして電源を入れます。
    • 注意: 充電中にApple Watchを再起動することはできません。

それでも解決しない場合

上記の基本的な対策を試しても問題が解決しない場合は、以下の方法を試してみてください。

  • iPhoneも再起動する: Apple WatchはiPhoneと連携して動作しているため、iPhone側の不具合が影響している可能性も考えられます。両方のデバイスを再起動することで、通信状態がリセットされ、問題が解決することがあります。
  • ペアリングを一度解除し、再設定する: これは最終手段に近いですが、多くのソフトウェア上の問題を解決できる可能性があります。iPhoneの「Watch」アプリからペアリングを解除し、再度初期設定を行うことで、システムがクリーンな状態になります。

まとめ

最後に、今回の記事の要点を3つにまとめます。

  • コントロールセンターの編集機能はwatchOS 10以降で利用可能です。まずはOSのバージョンを確認し、必要ならアップデートしましょう。
  • コントロールセンターは、サイドボタンを1回押して表示します。 画面を一番下までスクロールすると「編集」ボタンがあります。
  • 多くの一時的な不具合は、Apple Watch本体の再起動で解決することがあります。

この記事が、あなたのApple Watchをより快適に使うためのお役に立てれば幸いです。

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