Windows 11でタスクマネージャーにスタートアップアプリが表示されない問題を解決！

Windows 11のタスクマネージャーで、PC起動時に自動で実行される「スタートアップアプリ」の一覧が表示されず、お困りではありませんか？「設定を変更したいのに、アプリが表示されない…」と焦ってしまいますよね。

ご安心ください。この記事を読めば、その問題を解決する方法がわかります。主な原因は、システムの軽微なエラーか、スタートアップ機能に関連するフォルダーやファイルに問題がある可能性が高いです。

一つずつ原因を確認し、問題を解決していきましょう。

Windowsの動作が、何らかの理由で一時的に不安定になっている可能性があります。このような軽微なエラーは、多くの場合パソコンを再起動することで解消されます。

具体的な解決手順

まずは、最も簡単で基本的な対処法であるパソコンの再起動を試してみてください。

再起動後、タスクマネージャーを開き、スタートアップアプリが表示されるか確認してください。

Windowsには、スタートアップに登録されたアプリのショートカットが保存される特殊なフォルダーがあります。このフォルダーが破損したり、誤って削除されたりすると、タスクマネージャーにアプリが表示されなくなることがあります。

具体的な解決手順

「ファイル名を指定して実行」を使い、スタートアップフォルダーが正常に開くか確認し、必要であれば手動でアプリを登録し直します。

キーボードの Windows キー + R キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。
shell:startup と入力し、「OK」をクリックします。
スタートアップフォルダーが開けば正常です。もし、ここに登録したいアプリのショートカットがない場合は、デスクトップなどからドラッグ＆ドロップで追加し、PCを再起動してタスクマネージャーに表示されるか確認してください。
エラーが表示されてフォルダーが開けない場合は、フォルダーが破損している可能性があります。次の「原因3：システムファイルの破損」に進んでください。

Windowsの動作に不可欠なシステムファイルが破損していると、タスクマネージャーをはじめとする様々な機能が正常に動作しなくなることがあります。

具体的な解決手順

Windowsに標準で搭載されている「システムファイルチェッカー」というツールを使って、破損したファイルをスキャンし、修復します。

上記の基本的な対策で問題が解決しない場合は、以下の少し発展的な方法を試してみてください。

Windows Update を実行する: お使いの Windows 11 が最新の状態でない場合、既知の問題が修正された更新プログラムを適用することで解決する可能性があります。「設定」>「Windows Update」から更新を確認・実行してください。
DISMコマンドを実行する: システムファイルチェッカー（SFC）で修復できない、より深刻なシステムイメージの破損を修復するコマンドです。管理者として開いたターミナル（コマンドプロンプト）で DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth と実行します。
新しいローカルアカウントを作成する: 現在使用しているユーザープロファイル（アカウント情報）の破損が原因である可能性も考えられます。新しいアカウントを作成し、そちらでログインしてタスクマネージャーが正常に表示されるか確認してみてください。

最後に、この記事の要点を3つにまとめます。

この記事が、あなたの問題解決の一助となれば幸いです。