Windows 11の右下にある時計に秒が表示されなくて困っていませんか?作業中に正確な時間を確認したいとき、秒が表示されないと不便に感じることがありますよね。この記事を読めば、その原因と解決策がすぐにわかります。
主な原因は、Windowsのバージョンが古いか、簡単な設定がオフになっている可能性が高いです。それぞれのケースに合わせて、初心者の方でも分かりやすく手順を解説しますので、ご安心ください。
原因1:Windowsのバージョンが古い
原因の解説
Windows 11の初期バージョンでは、パフォーマンスへの影響を考慮して、タスクバーの時計に秒を表示する機能がありませんでした。しかし、その後のアップデートでこの機能が復活しています。お使いのWindows 11が最新の状態でない場合、秒表示の機能自体が存在しないため表示されません。
具体的な解決手順
Windows Updateを実行して、お使いのPCを最新の状態にしましょう。
- 「スタート」ボタンをクリックし、「設定」(歯車のアイコン)を選択します。
- 左側のメニューから「Windows Update」をクリックします。
- 「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックし、利用可能な更新プログラムがあればインストールしてください。
- 更新が完了したら、PCを再起動します。
原因2:「秒を表示する」設定がオフになっている
原因の解説
Windows 11が最新バージョンであっても、時計の秒表示に関する設定がオフになっていると秒は表示されません。これは簡単な設定変更で解決できます。なお、この設定をオンにすると、わずかに電力消費量が増加する場合があります。
具体的な解決手順
お使いのWindows 11のバージョンによって設定場所が少し異なります。
■比較的新しいバージョンの場合
- タスクバーの右端にある「日付と時刻」の上で右クリックし、「日時を調整する」を選択します。
- 「日付と時刻」の設定画面が開きます。
- 「システムトレイに時刻と日付を表示する」の項目をクリックして開き、「システムトレイの時計に秒を表示する」にチェックを入れます。
■以前のバージョンの場合
- タスクバーの何もないところを右クリックし、「タスクバーの設定」を選択します。
- 「個人用設定」の中の「タスクバー」画面が開きます。
- 画面を下にスクロールし、「タスクバーの動作」をクリックして開きます。
- 表示された項目の中から「システムトレイの時計に秒を表示する(電力消費量が増加します)」を探し、チェックを入れます。
それでも解決しない場合
上記の基本的な対策で解決しない場合は、以下の方法を試してみてください。
- PCを再起動する: 何か一時的な不具合が起きている場合、PCを再起動するだけで問題が解決することがあります。まずはお試しください。
- システムファイルチェッカーを実行する: Windowsの重要なファイルが破損していると、表示に問題が起きることがあります。 システムファイルチェッカーは、破損したファイルをスキャンして修復するためのツールです。
- 「スタート」ボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
- 黒い画面が表示されたら、「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押します。
- スキャンと修復が完了するまでしばらく待ちます。
- 新しいローカルアカウントを作成する: 現在使用しているユーザープロファイルに問題がある可能性も考えられます。新しいアカウントを作成し、そちらで秒が表示されるか確認してみるのも一つの方法です。
まとめ
最後に、この記事の要点を3つにまとめます。
- まず、Windows Updateを実行して、お使いのPCを最新の状態にすることが重要です。
- 次に、「設定」からタスクバーの動作を開き、「秒を表示する」の項目にチェックが入っているか確認しましょう。
- それでも解決しない場合は、PCの再起動や、少し専門的になりますがシステムファイルチェッカーの実行を試してみてください。
この記事を参考に、あなたのWindows 11がより快適になることを願っています。
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