LINEのオープンチャットで、音声でリアルタイムの会話が楽しめる便利な「ライブトーク」機能。いざ使おうと思ったら「あれ、ライブトークのボタンが表示されない…」と困っていませんか?
この記事を読めば、その原因と具体的な解決策がわかります。落ち着いて一つずつ確認していきましょう。主な原因は、ご自身の権限や参加しているオープンチャットの参加人数の可能性が高いです。
原因1:開催権限がない(管理者・共同管理者ではない)
ライブトークを開催できるのは、そのオープンチャットの「管理者」または「共同管理者」のみです。 一般のメンバーとして参加している場合は、ライブトークを開始するためのボタン自体が表示されません。
原因の解説
ライブトークは誰でも自由に始められるわけではなく、トークルームの運営責任者である管理者・共同管理者にのみ開催が許可されています。
具体的な解決手順
- ご自身が参加しているオープンチャットのメンバー権限を確認します。
- もし一般メンバーの場合は、ライブトークを開催したい旨を管理者に伝え、開催してもらうか、共同管理者に任命してもらうようお願いしてみましょう。
原因2:オープンチャットの参加人数が基準に満たない
ライブトークを開始するためには、そのトークルームのメンバー数が10人以上である必要があります。 メンバー数が10人に満たない小規模なオープンチャットでは、管理者であってもライブトークを始めることはできません。
原因の解説
この機能は、ある程度の人数が集まるコミュニティでの活発なコミュニケーションを想定して作られているため、最低参加人数の条件が設けられています。
具体的な解決手順
- ライブトークを開催したいオープンチャットの現在の参加人数を確認してください。
- もし10人に満たない場合は、新たにメンバーを招待するなどして、参加者を増やしましょう。
原因3:LINEアプリのバージョンが古い
お使いのLINEアプリのバージョンが古いと、ライブトーク機能に対応していない場合があります。
原因の解説
ライブトークは比較的新しい機能のため、古いバージョンのLINEアプリでは機能自体が搭載されていません。そのため、アイコンやボタンが表示されない原因となります。
具体的な解決手順
- お使いのスマートフォンで「App Store」または「Google Play ストア」を開きます。
- 「LINE」と検索し、LINEアプリのページに「アップデート」ボタンが表示されていたら、タップして最新版に更新してください。
原因4:スマートフォン本体のOSが古い
LINEアプリを最新にしていても、スマートフォン本体のOS(iOSやAndroid)のバージョンが古いと、アプリが正常に動作しないことがあります。
原因の解説
最新のアプリは、新しいOSの機能を基準に作られていることが多く、古いOSではサポート対象外となり、一部機能が使えなくなることがあります。
具体的な解決手順
- iPhoneの場合: 「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」の順に進み、更新がないか確認します。
- Androidの場合: 「設定」>「システム」>「システムアップデート」などの項目から、OSが最新の状態か確認します。(機種によりメニューの名称は異なります)
- もし新しいバージョンがあれば、画面の指示に従ってアップデートを行ってください。
それでも解決しない場合に試すこと
上記の基本的な対策で解決しない場合は、以下の方法を試してみてください。
- LINEアプリを再起動する: アプリの一時的な不具合であれば、再起動で改善することがあります。マルチタスク画面から一度アプリを完全に終了させ、再度起動し直してみてください。
- スマートフォンを再起動する: スマートフォン自体に一時的な問題が発生している可能性も考えられます。一度電源を切り、再度電源を入れてみましょう。
- LINEの公式ヘルプを確認する: LINE側でシステム障害が発生している可能性もあります。 アプリ内の「設定(歯車マーク)」>「ヘルプセンター」から、障害情報に関するお知らせが出ていないか確認してみてください。 どうしても解決しない場合は、同じくヘルプセンター内にある「お問い合わせ」フォームからLINEに直接問題を報告することもできます。
まとめ
最後に、この記事の要点を3つにまとめます。
- ライブトークを開催できるのは10人以上のオープンチャットの管理者・共同管理者のみです。
- LINEアプリとスマートフォンのOSは、常に最新バージョンにアップデートしておきましょう。
- 基本的な対策で解決しない場合は、アプリや端末の再起動、そして公式ヘルプへの問い合わせを試みてください。
この記事が、あなたの問題解決の助けとなれば幸いです。
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