【iOS 18】手書きメモの変換候補が表示されない?5つの原因と解決策を徹底解説

iOS 18のメモアプリに搭載された、手書きの文字を整えたり、テキストに変換したりできる新機能「スマートスクリプト」。 この便利な機能を使おうとした際に、「変換候補が表示されない」とお困りではありませんか?

この記事を読めば、その原因と具体的な解決策がわかります。落ち着いて一つずつ確認していきましょう。

主な原因としては、「スマートスクリプト機能の設定」か「言語の設​​定」が関係している可能性が高いです。それでは、詳しく見ていきましょう。

原因1:スマートスクリプト機能がオフになっている

最も基本的な原因として、スマートスクリプト機能自体が有効になっていない可能性が考えられます。まずは設定を確認してみましょう。

原因の解説
スマートスクリプトは、Apple Pencilに関する設定項目に含まれています。この設定がオフになっていると、メモアプリで手書きをしても変換候補は表示されません。

具体的な解決手順

  1. iPadの「設定」アプリを開きます。
  2. 左側のメニューから「Apple Pencil」を選択します。
  3. 「スマートスクリプト」の項目を探し、スイッチがオン(緑色)になっているか確認します。オフになっている場合は、タップしてオンに切り替えてください。

原因2:対応していない言語で入力している

スマートスクリプトは、すべての言語に対応しているわけではありません。特に新しい機能のため、対応言語が限られている場合があります。

原因の解説
リリース当初、iOS 18のメモアプリに関する新機能の一部は英語のみのサポートと発表されています。 そのため、日本語で手書きしてもスマートスクリプトが反応せず、変換候補が表示されない可能性があります。

具体的な解決手順

  1. 「設定」アプリを開き、「一般」をタップします。
  2. 「言語と地域」を選択し、「iPadの使用言語」がどの言語になっているか確認します。
  3. 一度、英語など対応している可能性のある言語で手書き入力を試し、変換候補が表示されるか確認してみてください。

原因3:iPadOSのバージョンが古い

お使いのiPadOSのバージョンが古いために、新機能が正常に動作しないことがあります。

原因の解説
iOSやiPadOSのメジャーアップデート直後は、細かな不具合が含まれていることがあります。その後のアップデートで機能が安定化されたり、不具合が修正されたりすることが一般的です。

具体的な解決手順

  1. 「設定」アプリを開き、「一般」をタップします。
  2. 「ソフトウェアアップデート」を選択します。
  3. 新しいバージョンのiPadOSが提供されている場合は、画面の指示に従ってアップデートを行ってください。

原因4:Apple Pencilの接続に問題がある

Apple PencilとiPadの接続(ペアリング)が不安定になっていると、各種機能が正しく動作しないことがあります。

原因の解説
Bluetoothの接続が一時的に切れたり、不安定になったりすることで、iPadがApple Pencilの入力を正しく認識できず、変換候補が表示されない原因となる場合があります。

具体的な解決手順

  1. Apple Pencil(第2世代)の場合: iPadの側面にある磁気コネクタにApple Pencilを取り付け直します。
  2. Apple Pencil(第1世代)の場合: Apple Pencilのキャップを外し、iPadの充電ポートに差し込み直します。
  3. 「設定」アプリの「Bluetooth」を開き、お使いのApple Pencilが「接続済み」と表示されているか確認してください。

原因5:メモアプリの一時的な不具合

iPadOSやApple Pencilの設定に問題がなくても、メモアプリ自体に一時的な不具合が発生している可能性も考えられます。

原因の解説
アプリを長時間使用していると、稀に動作が不安定になることがあります。アプリを一度完全に終了させることで、問題がリセットされる場合があります。

具体的な解決手順

  1. 画面の下部から中央に向かってスワイプし、マルチタスク画面(アプリアイコンが並んで表示される画面)を開きます。
  2. メモアプリのプレビュー画面を上にスワイプして、アプリを完全に終了させます。
  3. 再度ホーム画面からメモアプリを起動し、問題が解決したか確認します。

それでも解決しない場合に試すこと

上記の基本的な対策を試しても改善しない場合は、以下の方法を試してみてください。

  • iPadを再起動する: 最も簡単で効果的な方法の一つです。電源を一度完全にオフにしてから、再度オンにすることで、システム全体がリフレッシュされ、多くの軽微な不具合が解消されることがあります。
  • キーボードの変換学習をリセットする: 予測変換に関する問題が、手書き機能に影響している可能性もゼロではありません。 「設定」→「一般」→「転送またはiPadをリセット」→「リセット」→「キーボードの変換学習をリセット」を試してみてください。
  • Appleサポートに問い合わせる: すべての方法を試しても解決しない場合は、iPad本体やApple Pencilのハードウェアに問題がある可能性も考えられます。Appleの公式サポートに相談してみましょう。

まとめ

最後に、この記事の要点を3つにまとめます。

  • まずは「設定」から「Apple Pencil」の項目を開き、「スマートスクリプト」がオンになっているか確認しましょう。
  • スマートスクリプトが対応している言語(英語など)で入力できているかを確認し、iPadOSは常に最新の状態に保ちましょう。
  • 基本的な設定の見直しで解決しない場合は、iPadの再起動や設定のリセットを試す価値があります。

この記事が、あなたの問題解決の助けとなれば幸いです。

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