【解決】Apple Watchに心電図アプリが表示されない?原因と対策を徹底解説

Apple Watchで心電図を測ろうとしたのに、アプリが見つからなくて困っていませんか?せっかくの便利な機能、ぜひ活用したいですよね。

この記事では、Apple Watchで心電図アプリが表示されない原因と、誰でも簡単にできる対策を分かりやすく解説します。この記事を読めば、きっとあなたの問題を解決できるはずです。

主な原因は、お使いのApple WatchやiPhoneが「利用条件」を満たしていないか、あるいは「初期設定」が完了していない可能性が高いです。一つずつ確認していきましょう。

原因1:お使いのApple WatchやiPhoneが対応していない

心電図アプリは、残念ながらすべてのApple Watchで利用できるわけではありません。特定のモデルに搭載されている「電気心拍センサー」が必要なためです。

原因の解説
心電図を記録するためには、Apple Watch Series 4以降のモデル(Apple Watch SEを除く)が必要です。 また、ペアリングしているiPhoneとApple WatchのOSが古い場合も、アプリが表示されない原因になります。日本で心電図機能が利用可能になったのは、watchOS 7.3とiOS 14.4以降です。

具体的な解決手順

  1. 対応モデルの確認: お使いのApple WatchがSeries 4、5、6、7、8、9、Ultraシリーズなどの対応モデルか確認してください。Apple Watch SEの第1世代、第2世代は対応していません。
  2. OSのアップデート:
    • iPhone: 「設定」アプリを開き、「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順に進み、最新のiOSにアップデートします。
    • Apple Watch: iPhoneで「Watch」アプリを開き、「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順に進み、最新のwatchOSにアップデートします。

原因2:利用できる国や地域、年齢の条件を満たしていない

心電図アプリは医療プログラムとして扱われるため、利用できる国や地域、そして年齢に制限が設けられています。

原因の解説
この機能は、販売された国や地域で医療機器としての承認を得ている必要があります。 また、安全性の観点から、22歳未満の方は利用できないように設定されています。

具体的な解決手順

  1. お住まいの地域が対応しているか確認: Appleの公式サイトで、お住まいの国や地域が心電図機能の提供対象かを確認してください。日本では利用が可能です。
  2. 年齢設定の確認: iPhoneのヘルスケアアプリで設定する際に、正しい生年月日が登録されているか確認してください。22歳未満に設定されている場合、アプリを利用することはできません。

原因3:iPhoneの「ヘルスケア」アプリでの初期設定が完了していない

心電図アプリは、Apple Watchに自動で表示されるわけではなく、iPhoneの「ヘルスケア」アプリで最初に設定を行う必要があります。

原因の解説
心電図機能を利用するためには、機能の仕組みや注意点を理解した上で、ご自身の情報を登録する初期設定プロセスを完了させる必要があります。この設定を行うことで、初めてApple Watchに心電図アプリがインストールされます。

具体的な解決手順

  1. ペアリングしているiPhoneで「ヘルスケア」アプリを開きます。
  2. 画面右下の「ブラウズ」タブをタップします。
  3. 心臓」を選択し、次に「心電図 (ECG)」をタップします。
  4. 心電図アプリを設定」という項目が表示されるので、タップします。
  5. 画面の案内に従って、ご自身の生年月日などを入力し、設定を完了させます。
  6. 設定完了後、Apple Watchのホーム画面に心電図アプリのアイコンが表示されているか確認してください。もし表示されない場合は、iPhoneの「Watch」アプリを開き、「心臓」の項目から心電図アプリを手動でインストールできる場合があります。

それでも解決しない場合に試すこと

上記の基本的な対策を試してもアプリが表示されない場合は、以下の方法を試してみてください。

  • Apple Watchを再起動する: 簡単ですが、多くの一時的な不具合は再起動で解消されることがあります。サイドボタンを長押しして電源を切り、再度電源を入れます。
  • ペアリングを再設定する: iPhoneとApple Watchのペアリングを一度解除し、再度ペアリングし直すことで問題が解決する場合があります。ただし、データが消える可能性もあるため、事前にバックアップを取ることをお勧めします。
  • Apple サポートに問い合わせる: すべての方法を試しても解決しない場合は、Apple Watch本体やアカウントに何らかの問題がある可能性も考えられます。Appleの公式サポートに問い合わせてみましょう。

まとめ

最後に、この記事の要点を3つにまとめます。

  • 対応機種とOSを確認しよう: Apple Watch Series 4以降(SEを除く)と、最新のiOS・watchOSが必要です。
  • 利用条件を確認しよう: 日本在住で、年齢が22歳以上である必要があります。
  • ヘルスケアアプリで初期設定を完了させよう: iPhoneのヘルスケアアプリから心電図の設定を済ませることでアプリが使えるようになります。

この記事が、あなたの問題解決の助けとなれば幸いです。

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