【解決】SwitchBotカーテンの開-閉状態がアプリに表示されない?原因と直し方を徹底解説

SwitchBotカーテンを使っていて、アプリでカーテンの開閉状態が正しく表示されず、お困りではありませんか?「開いているはずなのにアプリ上では閉まっている」「ステータスが更新されない」といった症状は、いくつかの簡単な確認で解決できる場合があります。

この記事を読めば、その問題を解決するための具体的な方法がわかります。主な原因は、カーテンの「移動距離の再設定(再校正)」が必要なケースか、SwitchBotハブとの「通信問題」の可能性が高いです。一つずつ確認していきましょう。

原因1:カーテンの移動距離(校正)がズレている

原因の解説
SwitchBotカーテンは、最初に設定(校正)をすることでカーテンレールの長さを学習し、全開と全閉の位置を記憶します。この設定が何らかの理由でズレてしまうと、実際のカーテンの位置とアプリ上の表示が一致しなくなります。

具体的な解決手順
移動距離の再設定(再校正)を行うことで、正しい位置を再学習させることができます。

  1. SwitchBotアプリを開く:
    ホーム画面から、設定したいカーテンのデバイスを選択します。
  2. 設定画面へ進む:
    デバイス画面の右上にある歯車のアイコンをタップし、「設定」画面を開きます。
  3. 移動距離の校正を選択:
    設定メニューの中から「移動距離の校正」といった項目を探してタップします。
  4. 画面の指示に従い再設定:
    アプリのガイドに従って、カーテンの「全開」「全閉」の位置を改めて設定し直します。

これでカーテンが正しい位置を記憶し、アプリ上の表示も正常に戻るはずです。

原因2:SwitchBotハブミニやハブ2との接続に問題がある

原因の解説
SwitchBotカーテンの開閉状態を外出先から確認したり、スマートスピーカーで操作したりするには、SwitchBotハブミニやハブ2との連携(クラウドサービス)が必要です。ハブとカーテン本体の間のBluetooth接続が不安定だと、状態が正しくアプリに送信されません。

具体的な解決手順
ハブとの物理的な距離や、Wi-Fiルーターとの接続を見直してみましょう。

  1. ハブとカーテンの距離を確認する:
    SwitchBotハブとカーテン本体の距離が離れすぎていないか確認してください。間に障害物(壁や金属製の家具など)があると電波が届きにくくなるため、ハブの設置場所をカーテンに近づけてみましょう。
  2. ハブの電源を入れ直す:
    SwitchBotハブの電源ケーブルを一度抜き、数秒待ってから再び差し込んで再起動させてください。
  3. Wi-Fiルーターを再起動する:
    ハブが接続しているWi-Fiルーターの電源も入れ直すことで、通信が安定する場合があります。

原因3:アプリや本体のソフトウェア(ファームウェア)が古い

原因の解説
SwitchBotの製品は、機能改善や不具合修正のために、アプリやデバイス本体のソフトウェア(ファームウェア)が定期的にアップデートされます。これらが古いバージョンのままだと、予期せぬ動作不良が起こることがあります。

具体的な解決手順
アプリとファームウェアの両方が最新版になっているか確認し、必要であればアップデートを行いましょう。

  1. アプリのアップデート:
    お使いのスマートフォンのApp StoreまたはGoogle Playストアを開き、「SwitchBot」アプリが最新版か確認します。アップデートがあれば更新してください。
  2. ファームウェアのアップデート:
    1. SwitchBotアプリを開き、設定したいカーテンのデバイスをタップします。
    2. 右上の歯車アイコンから「設定」画面に進みます。
    3. 「ファームウェア&バッテリー」の項目をタップすると、現在のバージョンが表示されます。
    4. 新しいファームウェアがある場合は更新の案内が表示されるので、画面に従ってアップデートを実行します。

注意: ファームウェアのアップデート中は、スマートフォンとSwitchBotカーテンを近くに置いておきましょう。

原因4:電池残量が不足している

原因の解説
SwitchBotカーテンの電池残量が少なくなると、モーターの動きが不安定になったり、通信が途切れたりすることがあります。これが原因で、アプリに正しい状態が送信されないケースも考えられます。

具体的な解決手順
アプリから電池残量を確認し、必要であれば充電しましょう。

  1. SwitchBotアプリを開き、該当のカーテンデバイスを選択します。
  2. **設定画面(右上の歯車アイコン)**に進みます。
  3. **「ファームウェア&バッテリー」**の項目で、現在の電池残量を確認できます。
  4. 残量が少ない場合は、付属のUSB Type-Cケーブルで充電してください。

それでも解決しない場合に試すこと

上記の基本的な対策で問題が解決しない場合は、以下の方法を試してみてください。

  • デバイスの初期化(リセット): SwitchBotカーテン本体のリセットボタンを45秒以上長押しすると、工場出荷状態に戻すことができます。 ただし、すべての設定が消去されるため、再度セットアップが必要になります。
  • デバイスの再登録: アプリから一度カーテンのデバイスを削除し、もう一度初めからデバイスの追加と設定を行ってみてください。
  • 公式サポートへの問い合わせ: どうしても改善しない場合は、製品の不具合の可能性も考えられます。SwitchBotアプリ内の「プロフィール」→「ヘルプとフィードバック」→「フィードバック」から、サポートセンターに問い合わせてみましょう。

まとめ

SwitchBotカーテンの開閉状態が表示されない問題について、主な原因と対策を解説しました。

  • まずは「移動距離の再校正」を試す。 アプリで正しい開閉位置を再学習させましょう。
  • ハブとの接続を確認する。 ハブとカーテンの距離を見直し、ハブやルーターを再起動してみましょう。
  • アプリとファームウェアは常に最新の状態に保つ。 不具合修正のため、アップデートを確認する習慣をつけましょう。

この記事を参考に、あなたのSwitchBotカーテンが正常に動作し、より快適なスマートホームライフが送れることを願っています。

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